ミス・イラクと自撮りのミス・イスラエルに殺害予告

ミス・イラクのサラ・イーダンさんとミス・イスラエルのアダル・ガンデルスマンさんが共に自撮りし、お互いにインスタグラムに写真を投稿したところ、ガンデルスマンさんの家族は米国に逃げ、ガンデルスマンさん自身には殺人予告の脅迫が送られている。英紙デイリー・メールが報じた。

ガンデルスマンさんによると、写真を消さないと優勝が取り消されたあとに殺されるとする脅迫が届いた。家族はイスラエルから米国への逃亡を余儀なくされた。

実は、イラクはイスラエルの生存権を認めておらず、両国は外交関係を有していないのだ。

二人は「ミス・ベネズエラ２０１７」で双方が写った自撮りを取り、「『ミス・イラク』と『ミス・イスラエル』からの平和と愛」と書き込んだ。

しかし、二人の「ミス」の和解を求める仕草を気に入らなかった人々がいた。

イラクのイーダンさんは、「この写真は、私がイスラエル政府や、アラブ諸国へのイスラエルの政策を支持することを意味しない。これをパレスチナ問題への侮辱と評価した人すべてに謝罪します。それは私の目的ではありませんでした」と述べた。