今期のドラマ「 チア☆ダン 」で、少しダメな先生役を演じつつも、イケメンオーラがダダ漏れの俳優 オダギリジョーさん。
作品毎に違う表情で観客を魅了する オダギリジョーさんについて、これまでの作品やエピソードなどを振り返りたいと思います。
目次
1.オダギリジョーさんのプロフィール
2.オダギリジョーさんのエピソード
3.オダギリジョーさんの出演作品
4.オダギリジョーさんの受賞歴
1.オダギリジョーさんのプロフィール
・本名:小田切 譲
・生年月日:1976年2月16日
・出生地:岡山県津山市
・身長:176cm
・血液型:O型
・デビュー:1999年
・事務所:鈍牛倶楽部
・配偶者:香椎由宇(2008年~)
オダギリジョーさんのこれまで
・母子家庭だったため、幼少時は映画館に預けられることが多く、この経験が映画監督を目指すきっかけとなった。
・カリフォルニア州立大学フレズノ校で演劇学を専攻し、その後休学。
・1999年、舞台「DREAM OF PASSION」で俳優デビュー。
・2000年、「仮面ライダークウガ」の主人公・五代雄介役に抜擢(幼少期に特撮番組にハマらず、「リアルな芝居がやりたくて俳優になったから、特撮はやりたくない」と発言していたが、その個性を高寺成紀さんに認められ、説得された)。
・2003年、映画「アカルイミライ」で映画初主演。
・主演映画「アカルイミライ」が カンヌ国際映画祭に正式出品され、また 日本映画プロフェッショナル大賞で作品賞及び主演男優賞を受賞。
・2004年、映画「血と骨」で ビートたけしさん演じる金俊平の息子、朴武を演じた。
・映画「血と骨」は、出演時間が短かったものの、ビートたけしさんとの過激な喧嘩シーンを演じて、国内の映画賞の助演男優賞を多数獲得。
・2005年、映画「オペレッタ狸御殿」で チャン・ツィイーと共演。
・2005年、映画「メゾン・ド・ヒミコ」ではゲイの青年を演じ、主演男優賞を複数獲得。
・2007年、ご自身の脚本・監督による「さくらな人たち」を撮影し、第38回ロッテルダム国際映画祭に出品された。
・2015年、洋画家の藤田嗣治さんを演じた主演映画「FOUJITA」が、第28回東京国際映画祭コンペティション部門に出品された。
・2018年、主演映画「エルネスト もう一人のゲバラ」のために約半年間かけスペイン語とボリビアの方言を習得し、日系ボリビア人の革命家フレディ前村ウルタードを演じた。
・2019年に ご自身のオリジナル脚本にて初の長編映画を監督することを発表。
2.オダギリジョーさんのエピソード
・小学校ではお笑いコンビ次長課長の河本準一さんと同級生で、河本さん曰く「クラスの人気はオダギリ君が1位で、自分が僅差の2位だった」。
・高校ではお笑い芸人グループ・バンドの超新塾タイガー福田さんと同級生だった。
・尊敬するミュージシャンは、フランク・ザッパとトム・ウェイツで、トム・ウェイツのアルバム「オーファンズ」(2006年)の日本盤CDでコメントを書き下ろし、トムを「音楽の神」と讃えている。
・雑誌のインタビューや自身の著書「オダギリズム」によると好きな映画監督はジム・ジャームッシュやフェデリコ・フェリーニ、コーエン兄弟、黒澤明、勝新太郎、北野武、ヴィンセント・ギャロなどで、特にジャームッシュの「ダウン・バイ・ロー」をベスト 1 に挙げることが多い。
・2007年12月27日、映画「パビリオン山椒魚」での共演がきっかけで交際していた 女優の香椎由宇さんとの結婚を発表。
・2008年、おふたりの誕生日の 2 月 16 日に婚姻届を提出。
・2011年 2 月に第一子である男児誕生。
・2014年 4 月に次男が誕生(次男は絞扼性イレウスによって2015年4月に死去)。
・2016年 8 月に三男が誕生。
・子供のころからずっとサッカー少年だった。
・映画「プラスティック・シティ」の共演者アンソニー・ウォンからは「ジョーは俳優にならなくてもサッカー選手になれば、スターになれる」と、その腕前を絶賛された。
・ご自身の出世作である「仮面ライダークウガ」のプロデューサー 高寺成紀さんとは、ずっと交友が続いている。
・「HYPER HOBBY PLUS vol.5」(2008年)でのインタビューでは、「仮面ライダークウガ」の共演者だった葛山信吾さんがオダギリさんを含めた「クウガ」のキャストと交流があることを語っている。
・2009年 11 月には「仮面ライダークウガ」で妹役を演じた千崎若菜さんの結婚式ではスピーチの「大トリ」として参加。
・高寺さんが角川移籍後に初めてプロデュースした「大魔神カノン」の最終回に巫崎フーガ役で特別出演。
・プロフィールに「仮面ライダークウガ」を掲載していないが、その理由として「厳密にはデビュー作ではないので、そういう特別扱いができないから。『仮面ライダークウガ』を載せると、他にも載せなければならない作品がでてきてしまう」と述べている。
・プロフィールの件があって、「仮面ライダークウガ」がオダギリさんの中でなかったことになっていると噂されていたが、2015年 10 月 30 日に出演したラジオでそのことを否定した。
・映画「マイウェイ 12,000キロの真実」では、役作りのためにマラソンランナーの谷川真理にフォームの矯正をしてもらい、猫ひろしと一緒に練習した。
・2014年 4 月 15 日に行われた主演ドラマ「リバースエッジ 大川端探偵社」の会見で「すごい低視聴率を取って、もうゴールデンの時間嫌だな、テレビをやるなら深夜かWOWOWだなと思っていた。深夜枠しかやるつもりないというような感じになっていた」語った。
3.オダギリジョーさんの出演作品
映画
・金融腐蝕列島 呪縛(1999年9月18日、東映)※「小田切譲」名義 – 記者
・プラトニック・セックス(2001年10月20日、東宝)岩崎敏海
・目下の恋人(ドラマ『愛の手前 恋のとなり』再編集、劇場公開版)(2002年11月30日)コウジ
・アカルイミライ(2003年1月18日、アップリンク)仁村雄二
・曖昧な未来、黒沢清(2003年2月8日、アップリンク)
・あずみ(2003年5月10日、東宝・日本ヘラルド映画)最上美女丸
・監督感染「payday」(2003年11月29日、ギャガ・コミュニケーションズ)サナエの夫
・この世の外へ クラブ進駐軍(2004年2月7日、松竹)池島昌三
・日常恐怖劇場 オモヒノタマ~念珠 七ノ珠「ECHOES」(2004年5月8日、衛星劇場)草太
・血と骨(2004年11月6日、松竹=ザナドゥー)朴武
・パッチギ!(2005年1月22日、シネカノン)坂崎
・イン・ザ・プール(2005年5月21日、日本ヘラルド映画)田口哲也
・オペレッタ狸御殿(2005年5月28日、日本ヘラルド映画=松竹)雨千代
・夢の中へ(2005年6月11日、アルゴ・ピクチャーズ)コウジ
・メゾン・ド・ヒミコ(2005年8月27日、アスミック・エース)岸本春彦
・懲戒免職(メゾン・ド・ヒミコDVD収録オリジナル・ショートムービー)小田切先生
・SHINOBI(2005年9月17日、松竹)甲賀弦之介
・スクラップ・ヘブン(2005年10月8日、シネカノン)葛井テツ
・THE 有頂天ホテル(2006年1月14日、東宝)筆耕係・右近
・ブラックキス(2006年1月28日、アップリンク)ジョーカー城野
・BIG RIVER(2006年5月27日、東京テアトル)哲平
・ゆれる(2006年7月8日、シネカノン)早川猛
・パビリオン山椒魚(2006年9月16日、東京テアトル)飛鳥芳一
・HAZARD ハザード(2006年11月11日、アンプラグド)シン
・叫(2007年2月24日、ザナドゥー)精神科医・高木
・蟲師(2007年3月24日、東芝エンタテインメント)ギンコ
・東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~(2007年4月14日、松竹)中川雅也 / ボク
・サッド ヴァケイション(2007年9月8日、スタイルジャム)後藤
・転々(2007年11月10日、スタイルジャム)竹村文哉
・たみおのしあわせ(2008年7月19日、スタイルジャム)神崎民男
・悲夢(2009年2月7日、スタイルジャム)ジン
・プラスティック・シティ(2009年3月14日、ビターズエンド)キリン
・空気人形(2009年9月26日、アスミック・エース)人形師
・奇跡(2011年6月11日、ギャガ)木南健次
・ウォーリアー&ウルフ(2011年10月22日、ジョリー・ロジャー=チャンス イン)陸沈康
・マイウェイ 12,000キロの真実(2012年1月14日、CJ Entertainment=東映)長谷川辰雄
・プンサンケ(2012年8月18日、太秦)北朝鮮兵士1(カメオ出演)
・舟を編む (2013年4月13日、松竹・アスミック・エース)西岡正志
・リアル~完全なる首長竜の日~ (2013年6月1日、東宝)沢野
・人類資金(2013年10月19日、松竹)鵠沼英司
・ミスターGO!(2014年5月24日、ギャガ)中日ドラゴンズ球団オーナー・イトウ(カメオ出演)
・ひもかわラプソディ(2014年6月4日、asura)岡野貴司 (フィルムフェス限定上映)
・渇き。(2014年6月27日、ギャガ)愛川
・映画『深夜食堂』(2015年1月31日、東映)小暮
・Present For You(2015年2月7日、PLUS heads inc)梶原茂
・S -最後の警官- 奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE (2015年8月29日、東宝)正木圭吾
・合葬 (2015年9月26日、松竹)森篤之進
・FOUJITA(2015年11月14日、KADOKAWA)藤田嗣治(レオナール・フジタ)
・オーバー・フェンス(2016年9月17日、東京テアトル、シネマアイリス|函館シネマアイリス(北海道地区))白岩義男
・湯を沸かすほどの熱い愛(2016年10月29日、クロックワークス)一浩
・続・深夜食堂(2016年11月5日、東映)小暮
・エルネスト もう一人のゲバラ(2017年10月6日、キノフィルムズ)フレディ前村ウルタード
・南瓜とマヨネーズ(2017年11月11日、S・D・P)ハギオ
・緑色音楽(2017年10月16日)風呂田久
・The White Girl (白色女孩)(2017年12月14日)阪元
・ルームロンダリング(2018年7月7日公開予定、ファントム・フィルム)雷土悟郎
・Human, Space, Time and Human(公開未定、Finecut, Seoul)
・蘭心大劇院(英題:Saturday Ficiton)中国、日本、ドイツ共同制作、2019年完成予定
ドラマ
・週末婚スペシャル(1999年10月1日、TBS)大森の予備校仲間
・温泉へ行こう(1999年9月~12月、TBS)(第45回)宿泊学生
・仮面ライダークウガ(2000年1月~2001年1月、テレビ朝日)五代雄介 / 仮面ライダークウガ(声)
・仮面ライダークウガ 新春スペシャル(2001年1月2日、テレビ朝日)
・OLビジュアル系 第2シーズン(2001年4月~6月、テレビ朝日)一ノ宮華都比呼
・嫉妬の香り(2001年10月~12月、テレビ朝日)浅井誠
・ドラマDモード夏の王様(2001年11月、NHK)37番の男
・初体験(2002年1月~3月、フジテレビ)甲田敦史
・愛の手前 恋のとなり(2002年3月~4月、テレビ朝日)コウジ
・天体観測 searchin’ for my polestar(2002年7月~9月、関西テレビ)木崎タケシ
・サトラレ(2002年7月~9月、テレビ朝日)里見健一
・顔(2003年4月~6月、フジテレビ)西島耕輔
・ぼくらはみんな生きている(2003年9月18日、テレビ朝日)沢村修一
・さとうきび畑の唄(2003年9月28日、TBS)吉岡
・ビギナー(2003年10月~12月、フジテレビ)羽佐間旬
・NHK大河ドラマ 新選組!(2004年1月~12月、NHK)斎藤一
・新選組!! 土方歳三 最期の一日(2006年1月3日、NHK)斎藤一 ※回想での出演
・海峡を渡るバイオリン(2004年11月27日、フジテレビ)相川喜久衛
・不機嫌なジーン(2005年1月~3月、フジテレビ)勝田隼人
・時効警察(2006年1月~3月、テレビ朝日)霧山修一朗
・帰ってきた時効警察(2007年4月~6月、テレビ朝日)霧山修一朗 ※第8話では監督・脚本も担当
・ぼくの妹(2009年4月~6月、TBS)江上盟
・深夜食堂(2009年10月~12月、毎日放送)カタギリ
・深夜食堂2(2011年10月~12月)カタギリ
・深夜食堂3(2014年10月~12月)小暮
・熱海の捜査官(2010年7月~9月、テレビ朝日)星崎剣三
・大魔神カノン 最終話(2010年10月1日、テレビ東京)巫崎フーガ
・塀の中の中学校(2010年10月11日、TBS)石川順平
・家族のうた(2012年4月~6月、フジテレビ)早川正義
・都市伝説の女 最終話(2012年6月8日、テレビ朝日)加賀春樹
・都市伝説の女(第2シリーズ)最終話(2013年11月22日)加賀春樹
・八重の桜(2013年1月~12月、NHK)新島襄
・ドラマW 三谷幸喜「大空港2013」(2013年12月29日、WOWOW)国木田修
・S -最後の警官- 第3話 – 最終話(2014年1月~3月、TBS)正木圭吾
・アリスの棘(2014年4月~6月、TBS)西門優介
・リバースエッジ 大川端探偵社(2014年4月~7月、テレビ東京)村木タケシ
・極悪がんぼ(2014年4月~6月、フジテレビ)伊集院保
・夢を与える(2015年5月~6月、WOWOW)村野
・スペシャルドラマ 経世済民の男 第一部「高橋是清」(2015年8月22日・29日、NHK)高橋是清
・おかしの家(2015年10月~12月、TBS)桜井太郎
・重版出来!(2016年4月~6月、TBS)五百旗頭敬
・刑事ゆがみ 第5話 – 最終話(2017年11月~12月、フジテレビ)横島不二実
・チア☆ダン(2018年7月~9月、TBS)漆戸太郎
・ドラマW 『イアリー 見えない顔』(2018年8月~、WOWOW)広川誠司
舞台
・DREAM OF PASSION(1999年)
・Runner(1999年)
・SLAPSTICKS(2003年)
監督作品
・D/G(2001年未公開)
・バナナの皮(2003年、第15回TAMA CINEMA FORUM出品)
・帰ってきた時効警察 第八話(2007年)
・さくらな人たち(2008年、第38回ロッテルダム国際映画祭出品)
4.オダギリジョーさんの受賞歴
2003年
・日本映画プロフェッショナル大賞・主演男優賞「アカルイミライ」
2004年
・高崎映画祭・最優秀主演男優賞「アカルイミライ」
・日本アカデミー賞・新人俳優賞「あずみ」
・エランドール賞・新人賞
2005年
・日本アカデミー賞・最優秀助演男優賞(「血と骨」)
・日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎新人賞(「血と骨」)
・東京スポーツ映画大賞・助演男優賞(「血と骨」)
・キネマ旬報ベストテン・助演男優賞(「血と骨」)
・ブルーリボン・助演男優賞(「血と骨」「この世の外へ クラブ進駐軍」)
・毎日映画コンクール・男優助演賞(「血と骨」「この世の外へ クラブ進駐軍」)
・ヨコハマ映画祭・主演男優賞(「メゾン・ド・ヒミコ」「スクラップ・ヘブン」「SHINOBI」「オペレッタ狸御殿」)
2006年
・キネマ旬報ベストテ・主演男優賞(「メゾン・ド・ヒミコ」「オペレッタ狸御殿」「SHINOBI」)
・日本映画プロフェッショナル大賞・主演男優賞(「メゾン・ド・ヒミコ」「スクラップ・ヘブン」)
・ACC CM FESTIVAL・演技賞
2007年
・高崎映画祭・最優秀主演男優賞(「ゆれる」)
・日本アカデミー賞・優秀主演男優賞(「ゆれる」)
2008年
・日本アカデミー賞・優秀主演男優賞(「東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~」)
・東京スポーツ映画大賞・主演男優賞(「東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~」)
2010年
・高崎映画祭・最優秀助演男優賞(「空気人形」)
2014年
・日本アカデミー賞・優秀助演男優賞(「舟を編む」)
2015年
・ソウルドラマアワード 2015・アジアスター大賞
2016年
・高崎映画祭・最優秀主演男優賞(「FOUJITA」)
・第8回TAMA映画賞・最優秀男優賞(「オーバー・フェンス」「FOUJITA」)
2017年
・JAPAN CUTS 2017(「CUT ABOVE賞for Outstanding Performance in Film」)