大阪・貝塚市の薬局で窃盗事件

１日未明、大阪・貝塚市の薬局で医療用麻薬が入った金庫が盗まれているのが見つかりました。
大阪府内では、８月以降、薬局が狙われる窃盗事件が２０件以上相次いでいて、警察は、同一犯の可能性があるとみて捜査しています。
１日午前３時半ごろ、大阪・貝塚市の「関西薬局 貝塚店」で、警報装置が作動しました。
警備会社から連絡を受けて警察が駆けつけたところ、店のシャッターがバールのようなものでこじあけられ、調剤室にあった手提げ金庫が盗まれているのが見つかりました。
金庫は、幅５０センチ、高さ４５センチほどで、現金はありませんでしたが、がんの治療で使われる医療用麻薬がおよそ５００錠保管されていたということです。
大阪府内では、先月、大東市の薬局で金庫から現金や医薬品が盗まれるなど、薬局を狙った窃盗事件がことし８月から相次いでいて、今回で２９件目だということです。
警察は、手口などから同一犯の可能性があるとみて、周辺の防犯カメラの映像を分析するなどして捜査を進めています。

http://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20171101/5344791.html