現在公開中の映画「万引き家族」が カンヌの最高賞であるパルムドールを受賞して話題沸騰中の 監督 是枝裕和さん。
話題の映画を次々と作り続けている 是枝裕和さんのこれまでを振り返りたいと思います。
目次
1.是枝裕和さんのプロフィール
2.是枝裕和さんの監督作品
3.是枝裕和さんの受賞歴
1.是枝裕和さんのプロフィール
・生年月日:1962年6月6日
・出生地:東京都練馬区
・デビュー:1995年
・配偶者:有
・事務所:分福
是枝裕和さんのあゆみ
・東京都立武蔵高等学校卒業後、早稲田大学第一文学部文芸学科卒業(1987年)。
・1987年に番組制作会社テレビマンユニオンに入社し、「アメリカ横断ウルトラクイズ」や「日立 世界ふしぎ発見!」、「遠くへ行きたい」等のテレビ番組のADをしながら、ドキュメンタリー番組の演出をする。
・1995年に「幻の光」で映画監督デビュー。
・新作を発表するたびに多くの国際映画祭に招待されるなど、国内外で高い評価を受ける映画監督の一人となる。
・若手監督のプロデュースや、CM作品、ミュージックビデオの演出も手がけている。
・西川美和監督作品のプロデュースもしていた。
・「誰も知らない」に出演した俳優 柳楽優弥さんが、第57回カンヌ国際映画祭で最優秀男優賞を受賞。
・「そして父になる」が 第66回カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞。
・2005年から 立命館大学産業社会学部客員教授。
・2014年から 早稲田大学理工学術院教授。
・2018年、「万引き家族」が第71回カンヌ国際映画祭で最高賞となるパルム・ドールを受賞(今村昌平監督の「うなぎ」以来21年ぶり)。
2.是枝裕和さんの監督作品
長編映画
・幻の光(1995年)
・ワンダフルライフ(1999年)
・DISTANCE(2001年)
・誰も知らない(2004年)
・花よりもなほ(2006年)
・歩いても 歩いても(2008年)
・大丈夫であるように -Cocco 終らない旅-(2008年)
・空気人形(2009年)
・奇跡(2011年)
・そして父になる(2013年)
・海街diary(2015年)
・海よりもまだ深く(2016年)
・三度目の殺人(2017年)
・万引き家族(2018年)
・十年 Ten Years Japan(2018年秋公開予定)
ドラマ
・妖しき文豪怪談 第4回「後の日」(2010年、NHK-BShi)
・ゴーイング マイ ホーム(2012年10月 ~ 12月、関西テレビ)
ドキュメンタリー
・NONFIX「しかし… 福祉切り捨ての時代に」(1991年、フジテレビ)
・NONFIX「もう一つの教育〜伊那小学校春組の記録〜」(1991年、フジテレビ)
・NONFIX「公害はどこへ行った…」(1991年、フジテレビ)
・NONFIX「日本人になりたかった…」(1992年、フジテレビ)
・NONFIX「侯孝賢とエドワード・ヤン」(1993年、フジテレビ)
・心象スケッチ それぞれの宮沢賢治(1993年、テレビ東京『ドキュメンタリー人間劇場』)
・NONFIX「彼のいない八月が」(1994年、フジテレビ)
・NONFIX「全身落語家宣言」(1996年、フジテレビ)
・記憶が失われた時…~ある家族の2年半の記録~(1996年、NHK)
・歩くような速さで~37,319人のオーディション(2002年、日本テレビ)
・NONFIX「シリーズ憲法 ~第9条・戦争放棄『忘却』~」(2006年、フジテレビ)
・私がこどもだった頃 谷川俊太郎篇(2008年、NHK)
・あの時だったかもしれない ~テレビにとって「私」とは何か~(2008年、BS-i、TBS『報道の魂』)
・悪いのはみんな萩本欽一である(2010年、フジテレビ『チャンネルΣ』)
・未来への手紙2014~あれから3年たちました~(2014年、NHK)
・きょうの、あきない(2015年4月11日 ~ 、TBS)
・いしぶみ~忘れない。あなたたちのことを~(2015年8月1日、広島テレビ)
CM
・日産 ニューセレナ「モノより思い出」シリーズ(1999年-2003年)
・サントリー なっちゃん「3年目のなっちゃん」
・ポッカ「じっくりコトコト煮込んだスープ」
・Sony Music Auditionシリーズ(2001年-2002年)
・フジテレビ・キャンペーン「きっかけはフジテレビ」(2002年)
・ソニー PS2ソフト「アークザラッド 精霊の黄昏」(2003年)
・ネスカフェ「朝のリレー 寝顔篇」(2004年)
・ダイハツ ミラ・カスタム(2006年)
・ミツカン 金のつぶ(2007年)
・サッポロビール(2012年1月2日、1月3日)
・JCBグループ(2015年) ※福山雅治が出演[24]
・KINCHO「虫コナーズ」(2016年)
・大塚製薬「ファイブミニ」(2017年)
・住友林業「住友林業の家」(2017年)
ミュージック・ビデオ
・Cocco「水鏡」(2000年)
・Cocco「陽の照りながら雨の降る」(2006年)
・Cheri「ためいき」(2003年)
・タテタカコ「宝石」(2004年)
・スネオヘアー「やさしいうた」(2007年)
・AKB48「桜の木になろう」(2011年)
・AKB48「Green Flash」(2015年)
・高橋優 「さくらのうた」(2016年)監修
・ハナレグミ「深呼吸」(2016年)
プロデュース
・カクト(2002年、監督:伊勢谷友介)
・蛇イチゴ(2003年、監督:西川美和)
・扉の向こう ~エレファントカシマシ・宮本浩次という生き方~(2004年、フジテレビ「NONFIX」、ディレクター:千切谷知子)
・ゆれる(2006年、監督:西川美和)
・ビューティフル アイランズ(2010年、ドキュメンタリー、監督:海南友子)
・エンディングノート(2011年、監督:砂田麻美)
書籍
・しかし…-ある福祉高級官僚 死への軌跡(1992年、あけび書房)
・小説ワンダフルライフ(1999年、ハヤカワ文庫)
・官僚はなぜ死を選んだのか-現実と理想の間で(2001年、日経ビジネス人文庫)
・DISTANCE 〜映画が作られるまで〜(2001年、スイッチパブリッシング)
・あの頃のこと-Every day as a child(共著、2004年、ソニーマガジンズ)
・花よりもなほ(2006年、角川書店)
・歩いても 歩いても(2008年、幻冬舎)
・それでもテレビは終わらない(共著、2010年、岩波ブックレット)
・奇跡(2011年、文藝春秋)
・クーナ(2012年、イースト・プレス、絵:大塚いちお)
・ゴーイング マイ ホーム シナリオ(2012年、ポプラ社)
・そして父になる(2013年、宝島社文庫)
・歩くような速さで(2013年、ポプラ社)
・雲は答えなかった 高級官僚 その生と死(2014年、PHP文庫)
・是枝裕和 対談集「世界といまを考える 1」(2015年、PHP文庫)
・是枝裕和 対談集「世界といまを考える 2」(2016年、PHP文庫)
・海よりもまだ深く(2016年、幻冬舎文庫)
公園対談 クリエイティブな仕事はどこにある?(樋口景一と共著、2016年、廣済堂出版)
・映画を撮りながら考えたこと(2016年、ミシマ社)
・是枝裕和 対談集「世界といまを考える 3」(2016年、PHP文庫)
・僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう(共著、2017年、文春新書)
・三度目の殺人(2017年、宝島社文庫)
是枝裕和(2017年、文藝別冊)
・映画の言葉を聞く(早稲田大学「マスターズ・オブ・シネマ」講義録)(共編、2018年、フィルムアート社)
3.是枝裕和さんの受賞歴
・第8回伊丹十三賞(2016年)
映画「幻の光」
・バンクーバー映画祭 グランプリ
・シカゴ映画祭 グランプリ
・第10回高崎映画祭 若手監督グランプリ
・第69回キネマ旬報ベスト・テン 日本映画ベスト・テン第4位
・新藤兼人賞金賞
映画「ワンダフルライフ」
・ナント三大陸映画祭 グランプリ
・トリノ映画祭 最優秀脚本賞
・ブエノスアイレス映画祭 グランプリ、最優秀脚本賞
・サン・セバスティアン国際映画祭 国際批評家連盟賞
・第14回高崎映画祭 最優秀作品賞
・第73回キネマ旬報ベスト・テン 読者選出日本映画ベスト・テン第9位
映画「DISTANCE」
・第16回高崎映画祭 最優秀作品賞
映画「誰も知らない」
・第77回アカデミー賞外国語映画賞部門・日本代表作品
・フランダース国際映画祭 グランプリ
・シカゴ国際映画祭 金のプラーク賞
・第29回報知映画賞作品賞
・第26回ヨコハマ映画祭 日本映画ベストテン第3位
・第78回キネマ旬報ベスト・テン 日本映画ベスト・ワン、読者選出日本映画監督賞、読者選出日本映画ベスト・テン第1位
・第47回ブルーリボン賞 作品賞・監督賞
・第19回高崎映画祭 最優秀監督賞
映画「花よりもなほ」
・第21回高崎映画祭 最優秀作品賞
映画「歩いても 歩いても」
・第56回サン・セバスティアン国際映画祭 脚本家協会賞
・第4回ユーラシア国際映画祭 最優秀監督賞
・第23回マール・デル・プラタ国際映画祭 最優秀作品賞
・第30回ヨコハマ映画祭 日本映画ベストテン第3位
・第23回高崎映画祭 最優秀監督賞
・第82回キネマ旬報ベスト・テン 日本映画ベスト・テン第5位、読者選出日本映画ベスト・テン第3位
・第51回ブルーリボン賞 監督賞
・第59回毎日映画コンクール 日本映画優秀賞
・第18回東京スポーツ映画大賞 作品賞
・第3回アジア・フィルム・アワード 監督賞
映画「空気人形」
・第24回高崎映画祭 最優秀作品賞
・第83回キネマ旬報ベスト・テン 日本映画ベスト・テン第6位、読者選出日本映画ベスト・テン第7位
映画「奇跡」
・第59回サン・セバスティアン国際映画祭 最優秀脚本賞・カトリックメディア協議会(SIGNIS)賞
・第3回TAMA映画賞 最優秀作品賞
・おおさかシネマフェスティバル2012 日本映画ベストテン第5位
・第26回イスファハーン国際青少年映画祭(イラン) 最優秀作品賞
映画「エンディングノート」
・第31回藤本賞・奨励賞
映画「ゴーイング マイ ホーム」
・第75回ザテレビジョンドラマアカデミー賞 監督賞
・第50回ギャラクシー賞 テレビ部門 奨励賞
映画「そして父になる」
・第66回カンヌ国際映画祭 審査員賞・エキュメニカル賞特別表彰
・第61回サン・セバスティアン国際映画祭 観客賞(PEARLS部門)
・第32回バンクーバー国際映画祭 観客賞(Rogers People’s Choice Award)
・第7回アブダビ国際映画祭 Child Protection Award 脚本賞(Child Protection Award for Best Script)
・第37回サンパウロ国際映画祭 観客賞
・第35回ヨコハマ映画祭 日本映画ベストテン第4位・脚本賞
・第26回日刊スポーツ映画大賞 監督賞
・第87回キネマ旬報ベスト・テン 日本映画ベスト・テン第6位、読者選出日本映画ベスト・テン第2位
・おおさかシネマフェスティバル2014 日本映画ベストテン第8位
・第56回アジア太平洋映画祭(中国語版) 最優秀作品賞・最優秀監督賞
・第37回日本アカデミー賞 優秀作品賞・優秀監督賞ほか
・芸術選奨文部科学大臣賞映画部門
・クロトゥルーディス賞 監督賞
・第23回東京スポーツ映画大賞 監督賞
映画「海街diary」
・第63回サン・セバスティアン国際映画祭 観客賞(PEARLS部門)
・第7回TAMA映画賞 最優秀作品賞
・第39回山路ふみ子映画賞 山路ふみ子映画賞
・第37回ヨコハマ映画祭 作品賞・監督賞
・第89回キネマ旬報ベスト・テン 日本映画ベスト・テン第4位、読者選出日本映画監督賞、読者選出日本映画ベスト・テン第1位
・第57回毎日芸術賞特別賞
・第25回東京スポーツ映画大賞 監督賞
・第39回日本アカデミー賞 最優秀監督賞、最優秀作品賞、優秀脚本賞、編集賞
映画「海よりもまだ深く」
・第26回フィルムズ・フロム・ザ・サウス映画祭 シルバー・ミラー賞(最高賞)
映画「三度目の殺人」
・第41回日本アカデミー賞 作品賞、監督賞、脚本賞、編集賞
映画「万引き家族」
・第71回カンヌ国際映画祭 パルム・ドール